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【耳管開放症】めまいと不快感に悩んだ20年の体験談と現在の状態

どうも、シンガ(@shinga_777)です。

もう12年ほど前になりますが、僕は耳管開放症という耳の病気になりました。

正確には症状が最初に出たのは20年ほど前になります。

最初はすごく症状の起きる間隔が長くかったために、思い返せばあの頃からかといった感じです。

12年前と言ったのは、ようやく耳管開放症と診断されたのがその時初めてだったからです。

病名は中島美嘉さんも患って、少しは知ってる人も増えたのかな?ってかんじのマイナーな病気です(とはいえ100万人くらいいるそうです)

けっこうこの病気歴は長いので、同じ症状で悩んでおられる方がいて少しでもお役に立てれば幸いです。

耳管開放症とは?

耳管とは飛行機などの高所に行ったときや、海などに潜った時にする耳抜きをした際に通る管で、唾液や食べものなどを飲み込む際には一時的に開きます。

耳管開放症はその中耳と鼻の奥に通じている管が、本来は必要に応じて開いたり閉じたりするのが、開いたままになる病気です。

反対に閉じたままになる耳管狭窄症というのもあります。

耳管狭窄症だと副交感神経が優位に、耳管開放症だと交感神経が優位になるそうです。

基本的に完治はしないそうで、僕は今でも症状がでます。

耳管開放症の症状は?

耳がふさがっているように感じる耳詰まりの【耳閉感】

僕は難聴は無いですが、耳が詰まった感じにはたまになります。

このせいかは知りませんが、人によっては低音が聞き取り難くなる方もいるそうです。

が、このあとの症状に比べると頻度も少なく思うし、さほど気にならないレベルです。

耳管狭窄症は閉じっぱなし、耳管開放症は開きっぱなしなのに同じような症状なのは少し不思議ですね。

自分の声が頭の中で響いて大きく聞こえる「自声強聴」

これも耳管狭窄症でもなるようですが、個人的にこれが一番気が狂いそうになります。

自分の声が頭の中でとても大きく聞こえるために、会話中だと自分で発した言葉が相手に伝わっているのか、どのように発音しているのかが分からなくなります。

仕事中で会話がどうしても必要な場面だと、本当に辛い。

悪化中だと就寝中にもなることがあり、おそらく寝言の自声で驚いて飛び起きたことがあります。

耳元で大声出されたくらいの衝撃ですのでなかなかの睡眠障害です。

自分の呼吸の音が響いて聞こえる「呼吸音聴取」

これも耳管が開放しているときになりますので、自声強調とはセットのときが多いです。

これも耳元で呼吸音を聞いてるくらいの音量がします。

慣れると耳管に空気を行かさないように呼吸はできますが、煩わしいのは間違いありません。

ただこれだけの症状のときは自声強調ほどの苦痛はありません。

耳痛とセットのときもあります。

めまい

基本ふわふわしためまいで、悪化すると回転性のめまいになります。

回転性めまいは天井がぐるぐる回ります。

横を見ても回転しようとするので立ち上がれません。

めまいの症状が出る前に、耳閉感・耳痛→呼吸音聴取・自声強調→めまい、が基本的な流れですが、耳閉感・耳痛→めまいのときもあります。

就寝中は起きがけにめまいもあります。

起きがけのめまいは予告なしなので対策も打てず、仕事などにも影響が出るため非常に困ります。

耳管開放症の診断

今はネットで検索すれば、詳しい情報がけっこうあります。

これも中島美嘉さんなどの有名人のおかげかも知れません。

12年前は検索しても今ほどの扱いの多さは無かったです。

なので、今はけっこう正しい診断をされる病院は増えてきたのかなと思います。

最終的に耳管機能検査というのをされますが、ほとんどの場合は自覚症状と鼓膜が呼吸で動くのを観察する検査で分かるそうです。

当時の個人的な体験として、この病気のやっかいなところはなかなか診断してもらえないということでした。

20年前に発症してから、最初はそれほどひどい症状でもなく、風邪か疲れてるのかな程度に思っていました。

次第に自声強調と回転性のめまいを起こすようになり、内科、耳鼻咽頭科をはじめいくつか病院を転々としましたが、耳管開放症とも言われずに、風邪か中耳炎、内耳炎、メニエール病疑いなどでした。

自分自身で調べて、おそらくは耳管開放症ではないかと思ってはいたのですが、そうは診断されないために治療法が特になくどうすればいいのか悩みました。

めまいを発症しているときには、病院へ行くのも辛いのですが「めまいが治まる=耳管も閉じて治ってきている」ために診断し難いのかと思い、最後は目が回っているときにお医者さんの数が多いかなと思い、大きな市立病院に行きました。

そこでたまたま同じ病気を患ったことのある先生がいて、ようやく耳管開放症と診断されました。

耳管開放症の治療法

耳管開放症と診断されたものの、現在でもしっかりした治療法は確立されていません。

一番多いのは加味帰脾湯という漢方でしょうか、血流を改善して自律神経の異常を改善する効果があります。

僕も飲んでいましたが、飲んで効果がすぐに分かるものでもないのが、加味帰脾湯の難しいところで、効いてると言えば効いてるような、自然と治まったといえば治まったような笑

僕の場合飲み続けていれば、発症は確かに減りましたけどね。

当時けっこう痩せ型だったので、太るように言われ体重を増やしたのが一番効いたと思います(かなりめまいの回数が減りました)

とはいえ今でも耳の症状は出ます。

耳管にピンを入れるような手術もあるそうですが、僕は右耳はそこそこ悪化していそうですがいまのところ受けるつもりはありません。

治療に関しては、お医者さんとよく相談しましょう。

現在の僕の対処法

上記したように重症化している方は手術される方もおられるようですが、大半の方はこの病気とうまく付き合うしかないですね。

生理食塩水や薬を点鼻する方法も僕はなかなかうまく効きません。

僕が日常でよく行っているのは

・交感神経を抑えるためにツボ押し

これには円皮鍼という針を使ったりしています(自己責任で)

効果は円皮鍼ほど無いですが、指もみなどでもいいですね。

・鼻うがい

鼻が炎症をおこして耳にくることが多いので、予防のために行っています。

僕はこのボトルに、サーレを使っています。

きちんとした方法で行えば、普段は痛くもないですし慣れてくれば何てことないです。

ただ耳管が開放しているときは、控えるか少し注意しましょう。

耳管に水が入って中耳炎などになることもあるみたいなので、僕はこれで中耳炎になったことは無いですが水が入ると痛いです。

タイミングが合えば、逆に耳管の開放が治まる場合もありますが。。。

直接的に耳管開放症とは関係ないですが、慢性上咽頭炎の治療・予防を書いてる医師の堀田修先生の本もおすすめですよ。

・瞑想(マインドフルネス)

耳管開放症のためだけでは無いですが、頭を整理して心を落ち着けるために行っています。

個人的にはネットで調べてやるだけで十分だと思います。

・睡眠

これはきちんととりましょう。

不規則さや、睡眠不足は発症の引き金になります。

とはいえ、仕事などで仕方ないときは僕も多いですけどね(^_^;)

まとめ

今では回転性のめまいまではいくことはほとんど無く(前になったのは7年前くらい)対処しかできませんが少しは上手く付き合えているのではないかと思います。

主な症状以外で不便なのは、高所に行くと耳の中でボコボコ鳴ったり、耳管が引っ張られるかのように少し痛くなったりします。

飛行機などはもちろんですが、車で山道を上り下りするときもなりますよ。

プールや海など水に潜るのが怖くなったくらいです(実際潜ったらどうなるかは知りません。症状が全く出ていないときに風呂で潜ったときは何もならなかったけど)

こんな感じで騙し騙し付き合ってます。

完治はしないらしいですが、もしかしたら僕は仕事やめたら完治するんじゃないかと期待しています笑

おわり